サイト運営者名(代表)
秤 正道
執筆陣
本ブログは年収 1000 万超の 3 名のエンジニアで共同運営しています。
GitHub 上で互いに記事をレビューして、正しい情報を発信できるよう心掛けています。
ライター田中
文系だがプログラミングが大好きで、ウェブ系のベンチャーに就職。 スキルアップを実感していたものの、年収が上がらず悩んでいた時期に、エージェントに相談して人生が救われた。
「年収はスキルに比例しない。働いている会社が儲かっていて、社員に還元する意志がないと年収は上がらない」
というこの世の真理にたどり着く。
以降、転職するたびに年収を上げていき、文系卒にも関わらず年収 1000 万のプログラマとなる。
主催の秤とは大学時代からの友人。合コンばかりしていた。
記事中の下ネタはほぼ田中が Pull Request 上にコメントしたものを取り入れている。
ライター吉田
大手 SIer にて 10 年間、システム開発を行う。 旧態依然とした大企業仕草に辟易としながら、隣の芝は青いと思い込み、好きなプログラミングで食べていくためにスタートアップ(中小企業)に転職。
年収が半分になったが、やる気は 2 倍になった。
しかしながら、夢を見て、憧れと希望を胸に転職したテックベンチャー(自称)の実態は、憧れと程遠い環境であった。
ワンマン社長に進捗を報告するために毎週資料を作り、ウォーターフォールよろしく計画の報告と承認を求める日々。 即断即決で裁量があるのがベンチャーだと思っていたのに。
自分でモノ作りができると期待したのに、中に入るとマネジメントの方が期待されていた。
テックカンパニーは自分たちで手を動かして、自分たちでモノを作るのだと思っていたのに。
スタートアップは技術的に優れていると思っていたが、入ってみるとレガシーのオンパレードで、レガシーをリプレイスする余裕もない。 自社開発の会社は最新の技術を追いかけて、トレンドに乗っていると思っていたのに、中を知ると市場価値の低いレガシースキルであった。
年収が下がっても仕事が楽しければ幸せになれると思っていたけど、年収が低いとスーパーの値札でさえも入念に確認してしまうようになった。
Amazon で気軽に物を買えなくなった。服が全部ユニクロになった。後輩に飲み代を奢るときに躊躇するようになった。
会社員にとっては年収こそが重要で、年収が低いと小さな不幸に次々と遭遇する。
低年収でブランドもない会社で働くと、友達に会社名を言うのを躊躇ってしまう自分に気付いた。
嫌いだった大企業は、密かに自分をプライドを支えてくれていたのだ。
年収が大幅に減り、誇りを失い、しかも業務もつまらない。
泣きっ面に蜂とはまさにこのこと。満身創痍であった。
こんな会社で人生を無駄にするわけにはいかぬと立ち上がり、ベンチャー転職 2 年後に再度転職を決意した 2021 年末。
1 ヶ月の転職活動の末、4 社から内定をゲットし、最終的には年収を 300 万上げて、再び年収 1000 万の大台に乗る。
自社開発のウェブ系への転職で年収を上げてきた過程で、得られた経験を読者に伝えたい。