株式会社 FOLIO の技術スタックや年収について調査しました。
「テクノロジーで金融業界をアップデートする」
「テーマから選んで、安い金額で株を購入できる」
年収水準
年収水準は非常に高いです。
700〜900 万くらいが相場です。
多くのエンジニアは前職よりアップが期待できるのではないでしょうか。
選考過程
選考過程は以下の通りです。途中でコーディング面接があります。 ペアプロしながら、スキルをチェックする形になります。
- カジュアル面談
- 1 次面接
- 2 次面接(コーディング面接とカルチャーマッチ面接)
- 3 次面接(最終面接)
面接自体は良くも悪くも淡々としています。
フロントエンド
フロントエンドは非常にモダンな技術スタックで作られています。 アプリケーション自体も面白く、業務を通じての市場価値アップが期待できます。
- Node.js、Koa(BFF)
- React、Redux、TypeScript
バックエンド
- Scala
バックエンドは Scala です。FOLIO は Scala で有名な会社でもあります。
Scala を使ったことがある人は少ないかと思いますが、Scala 未経験者へのフォローアップ体制が充実しているので JVM 系の基礎知識と関数型言語の基礎知識があれば問題ないと思います。
オンボーディングも手厚いですし、FOLIO には綺麗なコードや綺麗な設計があります。また逆に失敗した設計やコードもあります。そういう環境も含めて、自分の技術力を高める場として弊社はいい環境だと思います。 Scala 未経験者へのフォローアップ体制が充実
FOLIO のコーディングテスト
FOLIO のコーディング面接は事前に課題を解くタイプではなく、Zoom をつなぎながらお題を出されて、二人の面接官に説明しながらコードを書いていくスタイルです。
現場ではコードを修正するときに、「なぜこのような修正にしたのか」などの意図を伝えなければいけません。 また GitHub 上でコメントを残すときにも、「なぜこうした方がいいのか」をきちんと説明できなければいけません。
約 2 時間の面接の場で、面接官に意図を説明しながらコードを書いていきます。 プログラミングの経験が浅いと面食らうかもしれませんが、普段からきれいなコードを書いていれば問題なく突破できるでしょう。
FOLIO の今後のビジネス
B to C のイメージが強い FOLIO ですが、B to B のサービスも提供しています。
たとえば、下記の公開ニュースにもあるように、資産運用基盤の開発に力を入れているようです。
FOLIO、SBI 証券への「4 RAP」導入完了ならびに「SBI ラップ」提供開始
to B 向けの金融サービスは野村総合研究所やシンプレクスなどの大手 SIer の寡占状態にあり、それゆえにサービスの質がいまいちな割に価格が高止まりして、金融会社にとっては頭が痛い問題でもありました。
FOLIO の醍醐味は、そんなレガシーな金融 IT に風穴を開け、モダンな風を吹かせるところにあるのではないでしょうか。
ビジネス的にも上り調子なので、今後の年収アップが期待できます。
SBI 証券 ×FOLIO による共同開発「SBI ラップ」
これは持論ですが、転職するならビジネスが伸びていて、社員数が継続的に増えていて、年収も伸びている会社を選ぶべきです。
ビジネスが停滞していて、年収も伸びておらず、人数も増えていない会社は本当に雰囲気が悪くて退屈ですから。
SIer の金融系の部署で働いている人に FOLIO への転職をおすすめしたい
BtoB が伸びているという意味でも、FOLIO は非常にやりがいがあり、年収も高いので、費用対効果の高い転職先といえるでしょう。
また toC 以外で頑張っているという点で、SIer との親和性も高いです。
個人的には SIer の社員こそ、FOLIO への転職にチャレンジしてほしいです。 年収もそれほど下がらないと思いますし、むしろ上がっていく人もいるはずです。
迷わずにチャレンジしましょう。
SIer からの転職であれば、スリーシェイクなどもおすすめです。
3shake(スリーシェイク)の年収は?企業研究して志望動機を考える
FOLIO には TechClips エージェント から応募できます。
年収が上がりそうな人はぜひ、応募しましょう。