東京から福岡に U ターン転職するときに、どれくらいの費用がかかるか解説します。
3 月に東京から福岡に引っ越しした場合(サカイ引越センター)
東京のタワーマンションから福岡の普通のマンションに引っ越した場合です。
東京の 1LDK60 平米から福岡 2LDK への引っ越しで引っ越し代金は 195,000 円でした。
部屋の広さや荷物の量にもよりますが、家族連れでの引っ越しだと約 20 万円近くかかると思っていていいかもしれません。
使った業者はサカイ引越センターです。
3〜4 社ほど比較して決めました。
アーク引越センターはサカイ引越の 1.5 倍の値段をふっかけられました。 アリさんはサカイよりちょっと高いくらいでした。
一括見積りサービスを使うと大量に引越営業の人から電話がきて不愉快になるかもしれません。
サカイともう 1、2 社で比較して決めてしまってもいいでしょう。
タワーマンションの場合は色々と手間がかかるようで、本来 2 人でよかった作業員が 3 人に増えました。 その人件費分で少し値段が上がりました。
8 月に福岡から東京に引っ越した場合
引越代金は時期によって 2〜3 万円上下します。
8 月の場合は引越代金は 145,000 円でした。エアコンの取付代金が 2 台分で各 2 万円。 洗濯機の取付が 1 万円で、195,000 円となりました。
2LDK への引越の場合、エアコンが盲点になります。
リビングのエアコンは最初から付いているのですが、各部屋のリモコンは別途自分で購入して取り付けなければなりません。
各部屋にエアコンがないと夏が辛すぎるので、エアコンは部屋の数だけ買った方がいいと思います。
あとは、夏場の場合は明らかに引越業者も暇そうでした。
繁忙期を避けると値段はかなり抑えられるでしょう。
引っ越しの繁忙期は 3〜4 月と 9 月
引っ越しの繁忙期は、「3 月~ 4 月」および「9 月」になります。
理由は以下の通りです。
- 企業の決算期である 3 月の年度末は、人事異動の関係で転勤者が増える
- 9 月は、企業の中間決算期にあたり、人事異動で転勤者が増える
引っ越しの閑散期は 6 月・11 月・1 月
引っ越しの閑散期は、一般的に「6 月」「11 月」「1 月」とされています。
理由は以下の通りです。
- 6 月はゴールデンウイークが終わり梅雨にさしかかるため、引っ越しには人気がない
- 11 月は第二の繁忙期が落ち着く時期なので、引っ越しの件数が減る
引っ越しの繁忙期と閑散期はいつ?安い時期を知って損せず引越す方法を解説
引っ越し代は会社から出るの?
2 社、遠方からの引っ越し転職を経験しました。
- 東京の会社から福岡の会社に転職
- 福岡の会社からから東京の会社に転職
2 社とも引っ越し代金は出ませんでした。自腹です。
「会社都合で引っ越しが決まった場合」は会社が負担するのですが、転職して入社する前は「会社都合での転勤」ではないので、引っ越し代金を支払う規定がないそうです。
内定をくれた会社のうち、1 社は特別に引っ越し代金も負担すると言ってくれるところもありました。
会社によっては料金を負担してくれるところもありそうですが、基本は自腹と考えておくのが無難です。
引っ越しにどれくらいお金がかかった?
引っ越しには 100 万円くらいかかりました。
- 仲介手数料
- 家賃 2 ヶ月分
- 敷金・礼金
- クリーニング代
- 鍵交換代
- 事務手数料
- その他、よくわからない費用
引越代金を含めて 100 万円程度です。
もちろん、引越し先の家賃によってかかる費用は大きく変わってくるので、私の費用は参考にはなりません。 ただ、大きなお金が吹っ飛んでいくのは覚悟しておくべきです。
引っ越し代以外の費用
県外に転職するときには、引っ越し代金以外にも様々なお金がかかります。 引っ越しなどの都合もあり、県外の転職で時間を空けずに転職するのは難しいと思います。
そのため、会社を辞めてから次の会社に入るまでに空白期間が生じます。 その期間は社会保険料や国民年金を自分で払わなければいけません。
上記にも書きましたが、敷金・礼金と 2 ヶ月分の家賃に加え、家賃 1 ヶ月分の仲介手数料と火災保険料、鍵の交換費用とクリーニング代などがかかります。 使いもしない保証金なども支払います。
色々とお金がかかるので、まとまったお金は貯めておいた方がいいでしょう。 お金がなくても県外転職したい場合は、とりあえずはリモートで働ける会社を選ぶのも良いかもしれません。