エンジニア転職のリアル

TOKIUMに転職するには?技術スタック、サービスの内容について調べてみる

2022/05/21に公開
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最近採用を急拡大している TOKIUM の紹介です。 35 億円の大型資金調達も済ませて、急拡大中です。

近いうちに上場する可能性もあるので、スタートアップへの転職としてはおすすめ度が高いです。

株式会社 TOKIUM

ライバルが少ないうちに入社して、役員の席を狙いましょう。

TOKIUM のミッション

「時間革命で体感寿命を伸ばす」

TOKIUM のバリュー

「無駄な時間を減らして豊かな時間を作る社会」

代表

黒﨑賢一

TOKIUM のサービスは?

TOKIUM という経費精算のサービスを作っている会社。

レシートを撮影して投函するだけで、経費精算ができます。

「投函」と「回収」を行っている点が差別化ポイントです。

レシートの保存とかもやってくれます。

TOKIUM 会社紹介資料

ペーパーレス経費精算システム「TOKIUM 経費精算」等を提供するスタートアップ。 「TOKIUM 経費精算」は、経費・交際費・旅費交通費などの領収書を、スマホアプリ上で撮影するだけで経費精算ができるサービスだ。 撮影された領収書は、専任オペレーターが 99.98%の精度で入力代行し、申請者は専用ポストに領収書の原本を投函するだけで経費申請が完了する。 これにより、申請者・経理担当者双方の負担を削減し、これまで面倒だった経費申請をペーパーレスで快適に行える体験を提供している。 2021 年 7 月現在で導入社数は 600 社を突破し、規模・業種を問わず様々な企業から利用されている。同社はその他、請求書の一元管理ツール「TOKIUM インボイス」など無駄な時間を減らして豊かな時間を創るサービスを複数展開する。 TOKIUM - forstartup

年間 2 倍ペース、2022 年時点で 850 社に導入されていて、継続利用率が 99%なので、採用を焦りすぎない限りはすぐに会社が傾く可能性は少ないように見えます。

最近のベンチャーは猫も杓子も「経費精算」ばっかりやっている印象を受ける。よほどの非効率が存在しているのでしょう。

マネーフォワードのクラウド経費などと、どう差別化するかがポイントです。

TOKIUM はレシートを投函するだけで経費精算ができるサービスを差別化ポイントとしていますが、それだけだと競争力が弱いように感じますね。

マネーフォワードクラウド経費

似たような領域でのビジネスとして、法人カードを発行している Handii という会社があります。

Handii

Handii はカジュアル面談の印象が大変悪かった記憶があります。 「Handii では法人カードを発行して、経費精算もやっていく」みたいなことを話していました。

数字が刻印されていないクレジットカードを出して自慢していて、正直引きました。おすすめしません。

似た業界なら TOKIUM にいきましょう。

ただ、とにかく経費精算周りは SaaS が乱立しています。 経費精算 SaaS の戦国時代になっていて、競争が厳しいのではないかと思っています。

競争が厳しい業界は、結局事業が苦しくなってきます。

  • 年収を上げて優秀な人材を囲い込み、開発力で差をつける
  • 年収を下げてコストを圧縮し、価格で差をつける

のどちらかに振り切ることが多いです。

TOKIUM のカジュアル面談を受けるときは、年収がこれから上がっていくのかどうかを聞いておきましょう。

経費精算の SaaS は 5 年後には淘汰再編が進んでいるでしょう。 業界自体はギャンブルになる可能性はありますが、そこで身につけた技術は他の会社でも活かせるはずです。

年収水準

2022 年時点で募集されているのは、600 万円〜900 万円です。 現在、事業が伸びているため、採用を強化しています。

最近のスタートアップ界隈では標準的です。

未経験から SES に就職して、次に狙う会社としてとても良いかと思います。

IT 業界未経験からエンジニアに転職する手順

フロントエンド

React、TypeScript、Redux

モダンな技術スタックです。スキルを磨くという意味でもおすすめです。

バックエンド

Ruby on Rails

残念ながら Rails です。

ただ、TOKIUM では Rails のレールに乗るというより、DDD で責務をしっかり分担してモジュールを組み立てていくことにこだわっているようです。 Rails の経験は応用が効きづらく、Rails 以外では役に立たないのですが、TOKIUM のようなスタンスであれば Rails でも応用が効く知識が身につくかもしれません。

インフラ

AWS、Docker

TOKIUM の技術スタックの感想

バックエンドが Rails なのはレガシーポイントです。 ただ、TOKIUM では DDD(ドメイン駆動開発)を強く意識しており、Rails を使っていたとしても、カオスが発生しにくいように注意を払っています。

経費精算事業はライバルが強力なのと、toB にしては参入障壁が低いので、クジラのような会社が市場に乗り込んできたら一気に持っていかれる可能性はあります。

Rails を使っているのは本当に残念ですが、それ以外はモダンで魅力的な技術スタックなので、経験を積むにも良い環境です。 就職するメリットはあります。

年収が上がりそうなら中途採用を受けてみましょう。


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